2017年11月30日木曜日

引退の長老 酒屋を愛している

商品を届ける宅配サービス、店頭での販売価格より高くなります。

ガソリンを入れて
車を使って
時間を使って
届けますので当り前ですよね?


それでも激安店の価格で届けるのが当り前という考えの顧客もいます。
*それに対応している酒屋もいるのが凄いですが。


最近はハッキリと宅配の価値がわかってもらえる顧客だけをターゲットとしています。


今日も少し距離がある顧客からの電話での注文に
以前より高い額の最低受注金額を伝えその額で受注しました。


宅配時、少し説明をしましたが快く承諾を得ました。

「他の酒屋が全部潰れて届けてくれる店がない・・・」と
聞き、
「届けてくれるのはありがたい」とも
声を掛けて頂きました。


このようにサービスに対する対価を説明すると殆どの顧客が理解してくれます。

中には何が何でも安値で!と言う顧客もいますが、
そういった時は「安売り店に買いに行けば安いですよ」と言います。


サービスはして欲しい。
サービス代金は払いたくない。
おいおい・・・って感じですよね。

そんな人に限って、作業時間に対して代金をもらっている仕事をしている事が多いです。


以前も宅配会社から「酒を割ってしまったのですぐに商品を届けて欲しい」と言われ
宅配センターまで届けました。
そうすると・・・

「安くならないですか?」と。


は???
ですよね。

宅配会社・商品を届けて儲けています。
それなのに急ぎで運ばせて値切るか!?と。


無理です。と、やんわり断って通常価格を頂きました。
(あまり強く言うと買ってくれないと困るので・・・)


宅配に限った事ではないですね。
サービスに対する対価、しっかりもらいましょう。

自分が思っているより払って貰えます。
払ってもらって儲けるのが商売です。

儲からん商売は結局、顧客にも満足してもらえないですからね。
お金を貰う事の抵抗。
稼ぐのは悪い事だ。
そんな考えの商売人が多くないですか。



儲ける為に仕事をしている筈なんですがね・・・



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