2017年7月30日日曜日

尼崎市で酒屋を経営しています③

酒販免許自由化が近づき、ま~自由化されてもそれ程売り上げは減らないだろうと、
甘い考えをしていました。



長年のお得意さんは自由化後も普通に買ってくれるだろうと思っていました。
実際自由化になりコンビニにも普通にビールが並びだした時にはそれ程売上も減らずあまり氣にもしていませんでしたがスーパーで酒類が売られだした時には売上が激減しました。



あたり前ですよね。主婦が買い物にスーパーに行ってそこに缶ビールが売ってあれば
わざわざ酒屋で買う必要がなくなります。
価格も酒屋より安いので酒屋で買う必要がなくなります。
それでも宅配をしていた顧客からは変わらず注文がありました。



重い商品を届ける、という事が価値でしたので宅配の利便性を武器にしていました。
スーパー以上に売上が激減したのはディスカウントストアとドラッグストアの出店ですね。



当時、缶ビールの価格、350缶1ケース4.980円程度で販売していましたが
ディスカウント店・ドラッグストアでは3.980円程度、スーパーでも同価格で販売していましたので1.000円程度の価格差がありました。



誰でも1.000円違えば安い方で買いますよね。
その1.000円の差額をどうやって宅配の価値で埋めるか・・・



その頃はそんな事を考える余裕もなく価格が記載されたチラシを撒くしか術がなかったですね。今考えれば、今も安売り店とは1.000円近い価格差があります。
それに加えイベント用の宅配やエリア外への宅配は更に高い価格設定での販売をしています。



自由化の頃はいかに安売り店に対抗するかをばかり考えていましたが
宅配の価値を真剣に考えてはいなかったですね・・・



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